父親「申し訳なく…剛志の供養のためにできることはしていきます」

弁護側は「長年にわたる献身的な介護の末に起きた事件であること、被告人が真摯に反省していること」などから執行猶予付き判決を求めた。
一方で、検察側は「親族や施設など周囲に頼れる環境があったにもかかわらず、被害者を楽にしようという独善的な考えの下、犯行に及んだ」などとして、懲役4年を求刑した。
最終陳述でもう一度証言台に立った督永被告。
(裁判官)「最後に言っておきたいことがあれば…」
(督永被告)「申し訳なく…申し訳なく…剛志の供養のためにできることはしていきます。
剛志が夢の中に出てきてくれたら…『お父さん喋りたい、謝りたい…』夢にでてきてくれたら…と何度も寝る前に思いました。反省の気持ちでいっぱいでございます。どうかお許しください」