軍事支援を停止されたウクライナ 再会談を模索

一方、都市防衛という点では、アメリカ製のミサイル迎撃システム“パトリオット”が最も重要な役割を果たしているといいます。例えば2024年3月、ウクライナ当局は、首都キーウへ向けて発射されたロシア軍のミサイル31発をすべて迎撃したと発表しています。

そして、こちらは「神は我々の魂を救う。パトリオットは我々の命を救う」と題された絵。パトリオットは、人口密集地への攻撃を防ぎ、⺠間人の被害を抑える役割を担っているのです。

こうした数々のアメリカからの軍事支援を停止されたウクライナは、どうすれば“支援再開”や“安全の保証”を手にすることができるのか。先日、異例の口論となった首脳会談では、トランプ大統領から「あなたには手持ちのカードがないんだ」と凄まれたゼレンスキー大統領。トランプ氏との再会談を模索していますが、次に切れる“カード”はあるのでしょうか。