■“2ナノ”で産業・暮らしが激変

堀啓知キャスター)
2ナノメートルという先端半導体で私たちの暮らしはどうなるんでしょうか。

森田絹子キャスター)
ラピダスの小池社長は2月の講演で農業を例に出しました。

森田絹子キャスター)
衛星画像のデータ解析にAIが利用され、自動のドローンなどが活躍します。ロボットや自動運転が今よりも高性能になり、生産性が向上するとしています。

堀啓知キャスター)
過疎の地方では人間の代わりにロボットが野菜を育てて、収穫する時代が来るかもしれませんね。

森田絹子キャスター)
また、先端半導体は消費電力が抑えられます。北大の葛西教授は、消費電力が1000分の1になれば、スマートフォンの充電が3年に1回で済むようになるなど、「半導体の進化で我々の生活スタイルが変わる」と話します。

堀啓知キャスター)
ラピダスは、4月に試作ラインが稼働し、2027年の量産を目指しています。

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