公選法の制度は限度を迎えている
そんな中、衆議院本会議で可決されたのが公職選挙法の改正案です。
“選挙ポスター”品位を損なう内容の記載を禁止
“2馬力選挙” については「必要な措置を講ずる」(付則)
これらの動きについて公職選挙法に詳しい日本大学の安野修右専任講師は
・公選法の制度は限度を迎えている
・“2馬力”は政治活動の自由に関わるため、実際に取り締まるのは難しい
・公選法のもと候補者を特別扱いする枠組みや、公費負担の“タダ乗り”は厳格にする必要がある
といった見解を示しています。この場合の「タダ乗り」とは選挙にかかる費用の一部が公費負担されることについて、当選を目的としない場合などに、より厳格なルールが必要ではないか、と安野先生は考えているということです。