千葉県知事選挙なのに兵庫県で演説した候補者 当選を目的をしない選挙とは?

 まずは千葉県知事選挙についてです。千葉県知事選挙には現職の熊谷俊人氏(47)、新人の小倉正行氏(72)、新人の黒川敦彦氏(46)、新人の立花孝志氏(57)が立候補しています。しかし、立花氏と黒川氏に関しては千葉県知事選挙に当選することが一番の目的ではないということを明言しています。

 3月1日(土)に行われた候補者の演説ですが、熊谷氏と小倉氏は千葉県で行い、立花氏と黒川氏には千葉県でなく兵庫県で行っていました。

 これについて総務省は「公職選挙法には基本的に選挙区外での選挙活動を禁止する規定はない」としています、法律上は問題ないということになっています。
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 立花氏は兵庫県で何の演説をしたのかというと「百条委員会の非公開の音声データを立花氏に渡した増山誠兵庫県議を応援するのが1番の目的」と発言。

 また黒川氏は「立花氏の演説の後に演説をやると面白いと思った」と話しています。※3月1日街頭演説

 他の県で選挙活動をすることに熊谷氏は「候補者には公費が充てられる それは県民の税金、県民がどう判断するのか」と発言。小倉氏は「公選法から逸脱した選挙活動だ」と表明しています。