キャッシュレス決済が広がる中、県内では小売店以外に、鹿児島銀行が中心となって運用している「Payどん」もあります。Payどんの利用者は今月3日時点でおよそ15万6000人に広がっています。(昨年比+約2万人)
一方で、現金を使わない決済の広がりに、消費者からは戸惑いも…
(買い物客)
「年をとって、難しいこと、ややこしいことはできない」
「難しいのは年だから必要ない」
スマートフォンなどを使いこなせない人や、通信障害が起きた時の対応などが課題です。

(九州経済研究所 福留一郎経済調査部長)「(デジタル機器を)使いこなせない人たちも一定数出てくる。特にシニアの方。次善策として、現金対応を従来通りやっていかないといけないので、100%置き換わることはない」
キャッシュレス決済は、企業にも消費者にもメリットがある一方で、課題は残されています。