昨シーズンB2からの降格を味わったチームが目標とするのは、2023-24シーズンと同じ「B3優勝」と「B2昇格」を同時に達成する完全優勝です。

(後藤翔平キャプテン)
「ホームコートで試合するというのは僕たちにとっても一番の力になりますし、3月ひとつも落とせないゲームが続くと思いますので、岩手ブースターの皆さんと一緒に戦っていきたい」

ブルズは今週末のアウェー戦を終えると、3月には4試合連続のホーム戦です。
ここで一つでも順位を上げるため、チームの鍵を握るのはけがから復帰したこの選手。
2023年8月の練習中、前十字靭帯断裂や外側半月板損傷など緊急手術を必要とする大けがをした門馬圭二郎選手です。


2024年12月、門馬選手は485日にも及ぶリハビリを経て、586日ぶりに実戦復帰を果たしました。

(門馬圭二郎選手)
「歩くことが走れることが当たり前じゃないなというのが本当にけがをして思い知らされたので、ひとつひとつのことが嬉しいですし、いまこうやって試合に出られていることも本当にうれしいなと思います」

今シーズンここまで14試合に出場し59得点の門馬選手ですが、今もけがの影響と戦いながら競技と向き合っています。

(門馬圭二郎選手)
「実際にやってるとあまり恐怖心というのはないんですけど、逆に自分がバスケットを見てるときはまだ恐怖心はありますね」

それでも、練習から激しくぶつかり合いながら奮闘する姿に指揮官も期待します。



(鈴木裕紀ヘッドコーチ)
「彼に対しての信頼というのも選手からすごく厚いのでオンコート、オフコート全ての面でこのチームを引っ張ってくれているなと思います。キーになる一人であることは間違いないです」