北海道の石狩湾には、南北にのびる活発な雪雲が発生し、札幌周辺では20日夜から断続的に雪で、21日にかけて降り積もりそうです。
21日正午までの24時間に予想される雪の量は、札幌で局地的に30センチ、手稲区、西区、南区定山渓方面ではさらに多くなるおそれもあります。
21日朝は雪かきが必要なうえに、交通ダイヤの乱れも生じる可能性があります。朝はいつもより早めに起きるとよいでしょう。
21日、日中以降も雪の降りやすい状態は続き、特に土曜日は、石狩湾周辺に再び活発な雪雲がかかることが予想されます。
札幌周辺や小樽から積丹半島方面にかけては週末にかけて雪の強まりに注意が必要で、雪の量も日ごとに増えるでしょう。
高速道路や国道なども渋滞や通行止めが発生するおそれあるため、週末のお出かけは交通情報もご確認ください。
札幌はここ数日で積雪が増えましたが、週末には3シーズンぶりに積雪が100センチに達する可能性もあり、除雪が追いつかなくなる地域も出てきそうです。
除排雪などは、ご家族や地域で協力して進めて、大雪による被害を防ぎましょう。
◇HBCウェザーセンター:伊藤真梨子気象予報士



