■届かなかった「SOS」
長期間にわたる犯行の中、娘は男の犯行について、母親に繰り返し相談していました。そのたびに家族で話し合っていたということです。
男は娘に謝罪し、時には、寝室での寝る位置を変えるなどしていました。しかし、男の犯行は続きました。
証人尋問で母親は、「(夫と娘の)どっちを信じればいいのかわからなかった」と当時を振り返りました。

■事件発覚はスクールカウンセラー
事件発覚のきっかけはスクールカウンセラーでした。娘は、当時通っていた学校のスクールカウンセラーに、自身が被害にあっていることを打ち明けたということです。
娘は産婦人科に向かい、被告の犯行が発覚しました。
