山口県は、子育て支援や少子化対策を進めるプランの最終案を示しました。

保育士などの確保や結婚に向けた支援に力を入れる方針です。学識経験者らによる審議会で、「やまぐち子ども・子育て応援プラン」の最終案が示されました。

山口県こども・子育て応援局 大塚俊司 局長
「将来にわたって、地域の活力を維持・創出していくためには、少子化の流れを変える取り組みを強化していかなければなりません」

プランは、山口県の子育て支援・少子化対策の基本指針となるもので、見直しが進められていました。

2024年の県内の出生数は統計を取り始めて初めて7000人を切り、人口減少は県にとって大きな課題です。

今回の見直しでは、「安心して子どもを産み育てるために必要な担い手の確保・資質向上」といった7つの柱が盛り込まれました。

具体的には、資格取得に向けた支援による保育士などの確保などに努めていきます。

新たなプランは2月定例県議会を経て、3月に策定・公表される予定です。