「マンション4階の部屋で被害」逮捕されたのは同じマンションに住む男

事件が発覚したのは、2月19日午後9時ごろ。

北九州市小倉のマンションの4階の一室で、この部屋に住む会社員、新原清加さん(当時24)が、腹部から血を流して倒れているのが見つかった。警察官が駆け付けたときは清加さんはすでに死亡していた。

新原さん家族は、7時間ほど車を走らせてようやく昼前に小倉北警察署に到着。警察から事件や加害者について説明を受けた。この時、すでに加害者は緊急逮捕されていた。逮捕されたのは清加さんと同じマンションに住む当時30代の男だった。

説明のあと「司法解剖からご遺体が帰ってくるまで、外で待っていてください」と言われた。

部屋を出てエレベーターに乗ったものの、どこで待てばいいのか。もう一度署内に帰って聞く勇気はなく、警察署の駐車場にとめた車の中で親戚に連絡した。

その後はあてもなく小倉市内をぐるぐる回り、結局公園の駐車場に入ったという。

「早く娘に会いたい、連れて帰りたい」何時ともいわれず、ただ「待っていてください」と言われた家族は、警察からの連絡を車の中で待ち続けた。

司法解剖の結果、死因は腹部を何度も刺されたことによる失血死だった。