新潟県南魚沼市で13日、『雪の被害を想定した訓練』が行われ、南魚沼警察署の署員や機動隊員らが参加しました。
「ゾンデ棒」と呼ばれる捜索用の道具を使い、雪に刺したときの感触の違いを頼りに、雪崩に巻き込まれた人(訓練用の人形)を見つけ出します。
実は、今シーズンの『雪崩の危険』には、例年とは異なる特徴があるそうです。
【日本雪氷学会雪崩分科会 町田誠会長】
「今年は、雪崩の発生はいつでもおかしくない。寒気が入ってくるといきなり暖気が入ってきて…。今度は暖かいと思うとまた寒気が入ってきたり、それから雨が降ったりと、雪崩の的を絞るのがなかなか大変」
10日には福島市の県道で雪崩が相次いで発生し、温泉宿泊客を含む62人が取り残されヘリコプターで救助されるなど、“最強寒波”の影響は全国で見られます。