“職場”でお酒? グローバル企業 飛躍のカギを握る“交流”
社内の"交流"を生み出そうと、工夫を重ねる企業も。
ビールに料理、本格的なパブですが…
実はここ、名古屋市瑞穂区の「日本ガイシ」の会社の中なんです。
年間売り上げ約5700億円、7割以上を海外が占める、世界的なセラミックスメーカーです。

実はこのスペース、社員食堂とは別につくられていて、朝と昼はカフェ、夜にはパブとして運営。ソムリエが常駐する、本格的なお店です。
(日本ガイシ 森脇敬普さん)
「今までにない交流の場をつくりたいと思った。職場でもなく食堂でもない、海外のグループ会社やいろいろな世代が交流できる、そういう目的でこの施設をつくった」

この日集まっていたのは、部署も年代もバラバラな社員たち。
ほとんどが初対面です。
出会ったのは、この場所で数時間前に開かれていたイベント。
発想力を鍛えるためのイベントで、この日は本業とは関係のない"文房具"について、アイデアを出し合いました。

(参加した社員)
「同じ部署の人とは話すが、部署も多いので横のつながりがないと感じていた。
こういうイベントが始まって(交流が)活発になったと思う」
日本ガイシはこうした社内でのイベントを年に10回ほど開いていて、社内での交流を促しています。
(日本ガイシ 奥野真由美さん:イベントを企画)
「やっぱり会って目と目を見て話したり、熱く語ったり、時には笑いがあるような環境でコミュニケーションを取る方が、顔も生き生きしているし、人と人とのつながりも継続すると思う」

社員同士の"交流"を生み出すオフィスは、こんなものまで…