コクヨが挑む“オフィス”改革

去年4月にオープンした、中日ビル。
開業に合わせてオフィスを移転・リニューアルしたのが、コクヨです。

文房具で知られるコクヨですが、オフィス向けの家具やデザインも手がけていて、グループで年間2万5000件以上のオフィスをサポートしています。

(コクヨマーケティング 佐々木和範さん)
「(コロナ禍が)働き方を見直すきっかけになった。最近『オフィス回帰』といわれているが、オフィスに来る目的をコロナ前後でひとりひとりが考えるようになった」

このオフィスでは、コクヨの社員が実際に働いている姿をショールームのように見ることができ、去年は1500社が見学に来ました。
最新のオフィス家具だけでなく、効果的な使い方も伝えています。

(コクヨマーケティング 河村早紀さん)
「シェア文房具を取り入れている。この場所で使ってこの場所に戻す」

(畑中大樹 記者)
「一人一個持ってもらった方が売り上げが上がるのでは?」

(コクヨマーケティング 河村早紀さん)
「物置やロッカーで(オフィスが)埋まってしまうと、テナントの場合そこにも賃料がかかってくるので、その視点も取り入れた」