国民スポーツ大会の文化プログラムに採用されるなどマインドスポーツとして注目を集めるマージャン。大人の娯楽のイメージがありますが11日は子どもを対象にした体験会が弘前市で開かれました。
子どもたちが手牌を読みながら対局しています。
体験会が開かれたのは雀荘ではなく、ショッピングモールです。

18歳未満は風営法で雀荘への入店が禁止されているためプロ雀士の遠山智子さんが3歳から17歳を子どもを対象に体験会を開きました。
体験会を企画 プロ雀士遠山智子さん
「子ども世代にマージャンを普及したいという気持ちと子どもが色んな経験をする趣味の幅を増やすというものの1つとしてマージャンを考えてもらえれば」。
11日は開始1時間で100人以上の親子が集まりました。
マージャンに初めて触れる初心者からゲームなどで知識を持っている子どもまで、グループに分かれて対局しました。
参加した子ども
「ゲームのやつは意外と無心でできるけどちゃんと考えてやるというのが楽しかった」
国民スポーツ大会の文化プログラムにも採用されるなどマージャンは将棋や囲碁と同じくマインドスポーツとしても注目を集めています。
※参加した子どもの親
「教育に良いのかはわからないですが確実に賢くはなるだろうなというのは思ってます」
「牌を持つことは初めてですが色々ちゃんとルールとか自分たちなりに調べて勉強してたんだなとびっくりしてます」
「先を読む力だったりとか予想する力があっていいんじゃないかな」
遠山さんは「女性専用のマージャンサロン」の経営者でもあり、「大人の娯楽」のイメージから進化を遂げ、全ての世代に魅力を知って欲しいといいます。
体験会を企画 プロ雀士遠山智子さん
「あまりその古いお金かけるものとか雀荘のタバコもくもくみたいなのを想像せずにまっさらな目で見ていただいてマージャンというものを趣味の一つとして考えてもらえれば」
遠山さんは子どもたちがマージャンをする機会を増やしていきたいとしています。