青森県むつ市の海上自衛隊大湊地区隊を指揮する、横須賀地方隊の真殿知彦 総監が市長と面会し、訓練などを通じて今後も防災対策などの連携強化を図りたいと語りました。
むつ市の海上自衛隊大湊地区隊は、2025年3月に「大湊地方隊」が改編され、神奈川県の「横須賀地方隊」が指揮しています。
17日は、横須賀地方隊の真殿知彦 総監とむつ市の山本市長が組織改編後、初めてとなる面会をしました。
真殿総監は、むつ市が自衛隊と密接に連携して防災訓練に取り組んでいることを評価したうえで、今後も連携強化を図りたいと話しました。
海上自衛隊 横須賀地方隊 真殿知彦 総監
「大湊地区隊の役割がこれまでと大きく変わることは全くございません。統合したことによって防災対応の能力・柔軟性が上がるなど、そういった良いプラスの面をこれから見出していきたいと思っています」
大湊地区隊は2025年6月に最新鋭のステルス型護衛艦の「ゆうべつ」が入港し、8隻体制となったほか、艦艇整備や弾薬補給などの後方支援任務は、改編後も継続されています。