大病乗り越えた母と…「一緒に頑張りましょう」

真奈美さんが今年、はだか祭に初めて参加する背景には。

(母・真奈美さん)
「私は3年間、大病したんですよ。杖をついて歩く状態の生活だった」

真奈美さんは6年前、背骨の中にある神経の通り道が狭くなり、神経が圧迫される「脊柱管狭窄症」を発症。歩くことが困難になり、これまで腰の部分を3度手術しました。

(母・真奈美さん)
「本当に辛かったですよ、入院生活は。苦しかったですけれど家族がいるから頑張れた。(祭りで)娘が頑張っている。サポートしてくれた恩返しじゃないけれど、ことしは親子で出られたら最高かなと思って」

いまでも腰からくるしびれが足に残り、定期的なリハビリは必要です。

(大石)
「お母さんここまできてよかったですね」

(鈴木さん)
「まさか一緒に祭りに出られるなんて思わなかった。本当に幸せなこと」

この日は一足早く、親子そろっての法被姿を見せていただきました。

(大石)
「いい感じ!似合う!」
(鈴木さん)
「無理はせず、頑張ってほしいって思います。一緒に頑張りましょう」
(母・真奈美さん)
「稲沢に嫁に来て幸せです」

鈴木さん母娘は祭り当日、名鉄・国府宮駅を午前11時頃にスタートし、参道を練り歩き、多くの人の厄除けの思いが託された儺追笹を神社に奉納します。

(鈴木さん)
Q今回はどんな気持ちで臨みますか?
「1年目無事に終わった感謝の気持ちと、今年もしっかり(笹を)奉納させてもらうという気持ちを込めて、2年目は去年よりもさらに頑張りたいと思います」

(母・真奈美さん)
Q祭りが終わったら娘と打ち上げを?
母「いや、常に打ち上げなので…(笑)」