鹿児島県内では

県内では昨年度、下水道管の老朽化による道路の陥没は、鹿児島市内で3件起きていて、このうち2件は、50年を経過していました。

MBCでは31日、鹿児島市など、下水道が設けられている県内18の市と町に取材しました。

現在、50年を超え下水道管を使用している自治体は鹿児島市のみで、市全体の下水道管の10.9%となっています。

また、劣化が始まる可能性がある30年を超える下水道管があるのは、オレンジ色の枕崎市、日置市、指宿市など9つの市です。

このうち枕崎市では市内を通る下水道管の70%以上で30年を超えているということです。

埼玉の事例を受けて、県内では、路面の状態の確認や、今後、早期に点検を行う予定の自治体もあり、進む老朽化にどう対応するか、課題となっています。