老朽化が進む水道管の対応急務 点検にドローン活用

全国で相次ぐ下水道管の破損などによる道路の陥没。国土交通省によりますと、年間で約2600件発生。老朽化が進む下水道管への対応が急務となっているのです。
上下水道の調査を行う会社には、問い合わせが増えています。

NJSでは下水道管の中を走行し、点検・調査するドローンを開発。2024年、能登半島地震で被害を受けた下水道管の映像には、ドローンが進んでいくと黒くなっている部分が現れます。これは管と管のつなぎ目で、地震の影響でずれたそうです。
また、別の場所では腐食が始まっていたところも。

NJS 稲垣祐亮 執行役員
「茶色く見えているのがコンクリートのモルタル部分が剥がれて骨材が見えて、鉄筋が露出して腐食が始まっている」
人が入れないような危険なところも効率よく点検ができるといいます。
NJS 稲垣 執行役員
「人命のリスクが一番ですので、こういった機材を活用するのがこれからになるのではないか」