調査結果の公表 なぜ「3月末めど」なのか?

第三者委員会は3月末をめどに調査報告書を提出する見通しです。この調査期間について、河西弁護士は「かなりタイト。でも可能ではあると思う」とコメント。3月末とした理由については「6月に定時株主総会があることを考慮したため」や「CMの改変期のため」と推察します。そして、調査は「関与する人数が少ない中居さんに関するトラブルから先に行われ、それが終わった後に全体の調査するのではないか」と話します。その上で、河西弁護士は次のように述べています。
「(調査は)サポートする弁護士を入れても10人~20人と言われています。社員説明会には500人参加していましたので、そうなってくると1日5人10人ぐらいから話を聞いても数か月単位でかかる可能性があり、かなりタイトになってくるかなと。なので、順序が非常に大事になると思います」
調査項目にある「類似する事案があったか」については…
「類似トラブルとは、フジテレビの社員を接待要員とすることが常態化していたのではないかという疑惑です。これについては、接待要員として扱われやすい属性として『女性』という属性があると思います。そのため、女性を中心に聞いていく。そして、根本的にあるのは現場と局長以上の間にある溝の問題ですので、現場を中心に聞いていく。これによって何がフジテレビ内部に起きているのか調査をしていく。こうした順番が具体的にあるのではないかと思います」