春を待つ球児に吉報です。
3月に開催される第97回選抜高校野球大会の出場32校が発表され、花巻東が3年ぶり5度目のセンバツ甲子園出場を決めました。

第97回選抜高校野球大会の出場校を決める選考委員会は24日大阪市内で行われ、午後3時半から出場校が発表されました。

「3校目に花巻東高校を選出いたしました」


花巻東は、岩手第2代表とした臨んだ去年秋の東北大会で、秋田、山形の第1代表を破ってベスト4入りしたことが評価されました。

教室に集まって出場校の発表を見守った選手たちは、出場が決まると喜びを爆発させていました。


そして校舎にはさっそくセンバツ甲子園出場を祝う垂れ幕が掲げられ、選手たちも大舞台での活躍を誓っていました。

(花巻東高校 中村耕太朗主将)
「東北の代表として、東北のチーム思いを背負って、自分たちがしっかり戦ってきたい。花巻から日本一を目指して、とにかくセンバツでは大暴れしたいと思います」

花巻東のセンバツ甲子園出場は今回が5回目で、現在アメリカの大学でプレーする当時1年生の佐々木麟太郎選手を要して出場した2022年の94回大会以来3年ぶりです。

一方、21世紀枠の候補9校の中に入っていた久慈の名前が呼ばれることはなく、春のセンバツ甲子園初出場を逃しました。

(久慈高校 宇部智也主将)
「すこし悔しいという思いもあるんですけど、また春から自分たちの実力で勝てるように、もう少し冬期間もあるので体作りからチーム全員で見直していきたい」

第97回選抜高校野球大会は3月7日に組み合わせ抽選会が行われ、大会は3月18日に開幕します。