本の内容や魅力をアピールするために、カバーの外側に取り付けられている「本の帯」を集めた企画展が盛岡で行われています。

盛岡市立図書館2階で行われているこの展示会は、「本の帯」に着目して今回初めて開かれました。
2024年に図書館の利用者から「本の帯も見たい」という声があったことから、「本の帯」を捨てずに保管するようになったところ、それぞれの本の帯に作者の思いや出版社の思いが込められており、味わいがあって面白いことが分かりました。

会場にはおよそ200点の本の帯が飾られていますが、本の内容を詳しく説明したものもあれば、キャッチコピーだけで想像をかき立てるようなものもあります。


訪れた人たちは「読んでみたいね」と言いながら、一つ一つの帯に見入っていました。
盛岡市立図書館司書主査の松永佳子さんは「ここでは『未読の読書』が楽しめます。帯を見ることで、普段はあまり手にしないジャンルの本に出会っていただければ」と話していました。

この企画展は2月11日まで行われています。