大豆ミートを使用「ベジタリアン向けのおにぎり」
そしてもうひとつ、ヒュッツポットは…
(戸田佳織主任)「ベジタリアン向けのおにぎりにしたいという(オランダからの)意見がありまして、プラントベースミート(大豆ミート)を使いました」
オランダでは家畜を飼育することによる環境への影響などの懸念から、4割以上の人が肉類の摂取を控えていて、代用品として大豆ミートのシェアが増えているといいます。
今回の万博でオランダは、環境問題に目を向けてほしいと訴えていて、おにぎりの具材からこうしたオランダの考えを感じてほしいというのです。
(ベジタリアンブッチャー ルットガー・ローゼンダールCEO)「ぜひ日本の皆さんに私たちの大豆ミートを食べて、見てもらいたいです」
扱ったことがない大豆ミート。メニュー開発の担当者は試行錯誤を繰り返しました。
(戸田佳織主任)「コクを出すところで、どうしても肉に比べるとうまみが負けちゃうんじゃないかという心配があった。いざ料理に入れてみると、言われないと気づかないくらい『お肉だ』と思ったので。すごくおいしくできたと思います」