いよいよ4月に開幕を控えた大阪・関西万博。神戸生まれの『缶コーヒー』や、大阪発祥の『回転ずし』が爆発的にヒットし、全国へ広がるきっかけとなったのが1970年の大阪万博でした。実は相性が良い万博×食の組み合わせ。大阪・関西万博に向けて大阪の学生と企業が取り組む“おにぎりプロジェクト”に密着しました。
日本の“おにぎりブーム”が海外でも!?
大阪・ミナミで人気のおにぎり専門店『おにぎりごりちゃん難波店』。定番から変わり種まで約50種類の具材から2つを組み合わせることができます。
(店員)「お待たせいたしました。サバ豚キムチとツナしば漬けです」
近頃の“おにぎりブーム”で、行列ができる店も増えるなか、目立つのが外国人客の姿です。
(オーストラリアから)「SNSで見て、おにぎり大好きなので食べたいと思って来ました」
(シンガポールから)「シンガポールでもおにぎりは食べますが、海苔がパリパリじゃないです」
(シンガポールから)「ここのおにぎりが人生で食べた中で一番おいしい」
和食文化の浸透やテイクアウトのしやすさなどから、海外でもブームの兆しがあるおにぎり。この流れにのって、大阪・関西万博でおにぎりを一気に世界に広めようという2つのプロジェクトが進んでいます。