制度の利用に、どんな手続きが必要か?

後藤キャスター:
実際、カップルの方々はどのような手続きをとれば、この制度を活用できるようになるのでしょうか

増子キャスター:
仙台市のパートナーシップ制度では、お互いが18歳以上でどちらかが市内に住んでいるなどの条件があります。そして、メールや電話で市の窓口に事前予約したうえで必要書類を提出したり宣誓書に記入をしたりといった手続きを経て、原則として2人そろって職員の前で宣誓して受領証を受け取り婚姻に相当する関係が認められるという形になります。個別の相談があればオンラインでの対応もしています。

後藤キャスター:
職員の前で宣誓ということですが、中にはカミングアウトを望まない知られたくないという方々もいらっしゃいますよね。

増子キャスター:
そうですよね、仙台市の担当者はあくまで「利用を望む人のためのものであって、まわりの人にすすめたり、宣誓を無理強いするものではない」ということを強調しています。