東北のこけし工人の作品を展示・販売する催しが25日に宮城県蔵王町で開かれ、大勢の愛好家でにぎわいました。

この蔵王町遠刈田こけしまつりは、今年で5回目の開催です。会場の蔵王町伝統産業会館には、弥次郎や土湯、木地山など、東北各地の伝統こけし6系統と創作こけし、およそ800本が並びました。


会場では10人のこけし工人が制作した個性豊かな作品が1000円から8000円ほどで販売され、訪れた愛好家は、気に入った工人のこけしを見比べながら買い求めていました。
東京から来た人:
「もう興奮してます。かわいいのがいっぱいあるので」
東京から来た人:
「とても魅力的です。ほっとします。癒されるというか」
福島県から来た人:
「長生きしてこんないいところ見せてもらって最高でした」

25日はこけし工人による絵付けなども披露され、多くの人が工人の技に見入っていました。














