阪神淡路大震災以降のこの30年、東日本大震災や熊本地震など繰り返されてきた大地震。

去年1月の能登半島地震では、亡くなった489人のうち半数以上が地震による直接死ではなく、地震によるけがの悪化、避難生活による体への負担が原因の「災害関連死」です。

永濱さんの父親も30年前、小学校で避難生活をしているときに脳梗塞で倒れました。仮設住宅に移り住んでからは母親も体を壊し入院。
能登の被災地の現状は30年前と似ていると話します。

(永濱聖将さん)「両親も避難生活してるときに2人とも倒れた。震災でせっかく助かったのに、救えたのにそのあとのケアがうまくいっていない」