新潟県が推進する、子育てに優しい『こむすび住宅』。その販売第一号の住宅が16日、報道陣に公開され、花角知事も視察しました。一体、どんな住宅なのでしょうか?
木のぬくもりがあふれるリビング。

こちらは新築ではなく、空き家に子育てがしやすくなるようなリノベーションをほどこしたその名も『こむすび住宅』です。

視察に訪れた花角知事は…
【花角知事】「これは面白いね」

県が推進するこの『こむすび住宅』は販売事業者に対して県が最大350万円を補助し、子育て世帯などは安く中古のマイホームを購入することができます。

販売第一号となったこちらの新潟市 江南区の住宅。室内には子育てに配慮した様々な工夫が。

たとえば、キッチンは家族の様子を見ながら料理ができる開放的な設計。

また、知事も気になっていたこちらのダイニングテーブルは子どもがぶつかってもけがをしにくくなるよう、角がない円の形を採用しています。

そして、すべりにくいカーペットが敷かれた階段を上がると…

【記者リポート】「2階は広い空間でドアが2つあります。子どもが大きくなった時に子ども部屋として仕切れるようになっているんです」

子育て支援だけでなく、空き家の利活用という面でも期待される『こむすび住宅』は先月末現在、28件の工事が決まっているということです。

【花角知事】「こういう実例が出たということで『にいがた安心こむすび住宅』という事業に挑戦する事業者も出てくるんじゃないかと期待できるなと手ごたえを感じた」

花角知事は今後、「こむすび住宅」が広がれば「住宅市場の活性化にもつながる」と期待を寄せていました。
 
   
  













