熊本市電は、熊本市役所近くでレール幅の広がりが見つかったとして、きょう(1月15日)の始発から一部区間を運休しています。
広がりが見つかったのは、熊本市役所の南側にある交差点内のレールです。

熊本市交通局によりますと、去年12月31日に起きた脱線事故を受けて現場周辺のレール幅を測定したところ、きのう、事故現場から約50メートルの場所で、レール幅が基準より26ミリ広がっているのが見つかったということです。
市交通局は補修工事を行うため、きょうの始発から水道町電停と辛島町電停の間で上下線とも運休し、折り返し運転しています。
【折り返し区間】
◆健軍町~水道町
◆辛島町~熊本駅・田崎橋
◆辛島町~上熊本

補修工事は、2、3日を予定しているということですが、運行再開の日時は未定です。
レール幅の広がりはこのほか5か所で確認されていて、市交通局は今年度中に補修工事を実施するとしています。