残ってほしいシニアは高賃金でも そうでない人は低賃金の再雇用でリセット!?
厚生労働省の調査によりますと、65歳までの雇用確保措置の実施状況は全企業の3.9%は定年制の廃止、28.7%は定年の延長、67.4%は継続雇用制度の導入を行っていて、再雇用に偏っていることがわかります。
その理由は、次のような企業の現実的な本音にありました。それは「シニアで残って欲しい人には高賃金でも確保したい。一方で、そうでない人は低賃金でリセットしたいため再雇用に」というもの・・・
実際にカルビーはシニアの能力により差をつけ始めています。「カルビー・シニアマイスター」というシニア制度では“社内で右に出る者がいない高度な専門性を持つ人”には報酬は定年時の処遇を引き継ぐといいます。