地震から1年。被災地では、仕事や住まいを失い、先の見えない不安と闘っているという声が多く聞かれました。
同じ痛みを知る川口の住民たちは、「小さくても“続ける”こと」…それが被災地を勇気づけると感じています。

くらしサポート越後川口 丸山健一代表理事(63)
「動くだけが支援ではないし、ちょっとしたところで気を遣って、買い物しても被災地のものを買うとか募金とか、できることがあればしてみるとか。無理しないところで続ける、“忘れないでいる”というのが大切なんだと思います」
穴水商店振興会 吉村扶佐司会長(76)
「本当にどうも皆さん方にはお世話ばっかりかけます。きょうはどうもありがとうございました」
川口地域の住民 平澤勝幸さん(73)
「長い付き合い、細く長くそばのように。細く長く、もう10年がんばりましょう!」
川口と穴水。長年つむいできた人と人との絆が、この先も復興に寄り添います。