TBSテレビお昼の情報番組「ひるおび」でおなじみの気象予報士・森朗さんと、過去の天気から最新の天気予報まで天気に関するありとあらゆる情報をお届けする「お天気タイムマシン」。今回のテーマは「巳年の大雪」。巳年は「3つのヘビ」に注意が必要なようです。(アーカイブマネジメント部 萩原喬子)
巳年は“3つのヘビ”に注意!?大雪になる危険も
気象予報士 森朗氏:
ヘビ年になりました。ヘビ年は偏西風の蛇行が大きくなります。そうすると寒気の影響を受けるのですが、これがひどくなるとグルグルとヘビがとぐろを巻くように寒冷渦というのが出来るんです。この寒冷渦が度々やってくるとヘビースノー(heavy snow)=大雪に注意が必要なんです。
①「偏西風」とは…?
「蛇行するヘビ」=「偏西風」とは地球の周りを西から東へ向かって吹いている風のことです。この偏西風が日本付近で南に蛇行すると、日本付近に寒気が流れ込みやすくなり、大雪や低温の原因になるのです。
②「寒冷渦」とは…?
「とぐろを巻くヘビ」=「寒冷渦」は災害をもたらす気象現象の1つです。時に台風並みの暴風をもたらしたり、落雷やあられ、ひょう、竜巻などの激しい現象をもたらします。
巳年は「ヘビースノー」に注意!?60年前の巳年も東京は「大雪」
TBSのアーカイブに残されている巳年の雪で一番古い映像は1965年(昭和40年)1月6日。今から60年前の東京も大雪に見舞われました。一面の雪景色に喜ぶ子供たちがいる一方で、戸惑うサラリーマンの姿も。また恒例の東京消防庁の出初め式も雪が降る中、開催されました。東京ではまれに見る大雪となり5cmほど雪が積もりました。














