人体や環境への影響が指摘される有機フッ素化合物、PFASについて山口県岩国市の独自調査の結果、いずれの地点も暫定指針値を大幅に下回りました。
PFASは、全国的に在日アメリカ軍基地の周辺で基準値を超える値が検出され問題になっています。
岩国市は汚染源を特定するためではなく市民生活への影響を調べるため独自に調査を行いました。
基地周辺の河川1か所、海域3か所で採水し民間の調査機関で分析した結果、
今津川干潟で1リットルあたり1ナノグラム、今津川の大正橋付近で0.6ナノグラム広島湾西部の海域2か所で0.6ナノグラム未満でした。
いずれの地点も国が監視項目としている暫定指針値、1リットルあたり50ナノグラムを下回りました。
福田良彦 岩国市長
「今回の調査結果を踏まえると市民生活への影響はないというそういった判断ができるんだろうと思っております」
今年10月に、市民団体が基地そばの遊水池で取った水を調べたところ暫定指針値の3.5倍が検出されています。
市では、来年度県が県内全域で検討している調査計画をみながら継続的な調査を検討したいとしています。
注目の記事
「現金を使えない子が増えた」“新潟唯一の問屋”を継いだ駄菓子屋店主が日々感じる“現代の子ども”と時代を超えて続く“小さな社会” 新潟市秋葉区

「自分は小児性愛者、女の子にしか興味がない」 再婚相手の娘(8)とその友だち(7)2人に性加害 45歳の男は7年前にも同様の事件 事実上”野放し”に

「田舎の造園屋」が魂を込める“105万円の推し活” 同郷の横綱・大の里への愛があふれて社長は本場所の“懸賞金スポンサー入り”を決断

「お昼ごはん、何が食べたい?」と聞かれたら…どう答える?地雷ワードと神ワード 共働き世帯増も、家庭内の役割は変わらず?

「朝起き上がれない…」“なまけ” と誤解されやすい起立性調節障害 不登校の児童生徒の約4割が苦しむ 適切な理解と支援を

快適な秋は短くすぐ冬に?今年も「四季」→「二季」か 22日冬の長期予報発表前に予報資料から見えるサインとは tbc気象台
