原晋監督に「ネットニュースで」言われたこと
実は、箱根駅伝を終えた後には、新たな挑戦も見据えています。
(青山学院大学3年 黒田朝日選手)
「2月の下旬にある『大阪マラソン』に挑戦するっていうふうに」
ーマラソンって興味ありましたっけ?
「いやむしろあんまり走りたくはなかったです。ちょっとかなり熱を持って説得されたので」
2月にフルマラソンに挑戦しようという話になっていました。しかしその後、原監督が「黒田朝日は『箱根で区間賞を取ったら』大阪マラソンにチャレンジさせる」と話していることを、ネットニュースで発見したといいます。

(青山学院大学3年 黒田朝日選手)
「マラソンに出る、っていうこと自体はもう決まってたんですけど、あの条件をつけられてはいなかったので、なんで『何を言ってんだ』って思いましたけど」

大阪マラソンも時計をつけない?!
ーちなみに、マラソン挑戦するときも時計は?
「そうですね。多分集団になると思うんで、時計はなくても全然大丈夫かなとは思います」

「青学と言えば黒田だな」そう思われる走りを
大阪マラソンも楽しみですが、まずは箱根駅伝です。
「仮に2区を走るとしたら、やっぱり去年の走りっていうのは、記録なり自分の走った感覚でもそうですけど、やっぱ超えたいなっていうのはありますし『青学といえば黒田だな』みたいな、そういうふうに思われる走りができたらいいのかなっていうふうには思いますね」
そんな兄と同じ青学に今年入学したのが弟の然選手でした。

「朝日を超える」とは弟の然選手の言葉です。【第3話】に続きます。