「黒いものは、よく情報を写し込む」サングラスや黒いカラコンも注意

国際大学 GLOCOM 客員研究員 小木曽健さん:
まず黒いものは、よく情報を写し込みます。なので黒い車は、車を写したつもりが背景や自分を写していることもあります。

他にも、サングラスや黒いカラコンでも、結構な情報量が入っています。

ホラン千秋キャスター:
小さなヒントから悪用しようとする人がいるとすれば、それを糸口に自分に繋がってしまうかもしれないということですよね。

国際大学 GLOCOM 客員研究員 小木曽健さん:
普通に暮らしていれば、そんなリスクはないんですが、もしストーカーの被害にあっていたり、窃盗団が狙っていたりしたら、その情報は見逃さないはずですよね。

元競泳日本代表 松田丈志さん:
うちの子どもはSNSをやっていませんが、僕はSNSをやっていて、できるだけ写り込む情報は少なくするようにしています。

載せたいと思った瞬間があったとしても、「大丈夫かな」と一旦落ち着くようにしていますね。

ホランキャスター:
よくアプリでぼかす加工があると思いますが、解析されるおそれがあるのでしょうか。

国際大学 GLOCOM 客員研究員 小木曽健さん:
ぼかした状態で保存されているので、元に戻すのはなかなかできないと思います。

ただ、AIの技術も進んでいるので、「これはどんな文字だったと思う?」みたいなことも今後できるようになるでしょう。過信しすぎないのと、ナンバーがばれても、実はそこまでのリスクはないなど、知識も必要かと思います。