強烈寒気 日本海側では大雪に警戒 早めの対策を

日比キャスター:
今後の天気はどうなっていくのでしょうか。

森田正光 気象予報士:
間違いなく寒くなると思います。

強い寒気が入ってきているところで、午後5時30分現在のレーダーをみると、雨雲(一部雪雲)が2つあります。

12日までは、南海上にある雨雲が北に上がってきて、関東が雨になるのではないかといわれていましたが、13日には南を通っていく予想に代わったため影響はなさそうです。

逆に日本海側の雨雲(一部雪雲)が強くなり、14日(土)以降は冬型の気圧配置が強まりそうです。

等圧線が5本以上かかっている場合「強い冬型」といわれています。14日(土)午前9時の予想図によると、等圧線が5本かかっているため強い冬型の気圧配置といえるでしょう。したがって日本海側で大雪が降ることになります。

今回、西日本にも寒気が入ってくるという点が特徴です。実は12月の段階で西の方から寒気が入ってくる年は冬が寒くなりやすい傾向です。「今年の冬は寒くなる」という前触れのような形だと思います。

13日午後7時以降、日本海側は雨から雪に変わっていき、山間部などでは大雪となるおそれもあります。13日夜から14日かけて、山間部では50センチ、3日間だと1メートルになるところもあり、結構な大雪になりそうです。早めに対策をお願いします。

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<プロフィール>
斎藤幸平さん
東京大学 准教授専門は経済思想・社会思想
著書『人新世の「資本論」』50万部突破

森田正光 気象予報士
1950年名古屋市生まれ
(財)日本気象協会に入り、1978年ごろからテレビで天気解説
1992年にウェザーマップ設立
趣味は将棋、散歩、島バナナ研究見習い