年間の「三大流星群」の一つにも数えられる「ふたご座流星群」が間もなく見ごろを迎えます。今年は一番のピーク=極大が日本時間の14日(土)午前10時頃と昼間にあたってしまうことや、15日(日)が満月で大きな月がほぼ一晩中出ているため条件は決して良くはありませんが、仙台市天文台によりますと、晴れて街明かりが無いような空であれば1時間に約30個の流星が観察できるということです。

石巻市と南三陸町の境にある景勝地・神割崎で撮影された2022年のふたご座流星群(十河弘さん撮影)

流星の数はすでに少しずつ増え始めていて、観察におすすめなのは極大前の2日間、12日(木)夜から13日(金)明け方にかけてと、13日(金)夜から14日(土)明け方にかけてです。

仙台市の住宅地で2017年に撮影したふたご座流星群。街中でも明るい流星であれば肉眼で見え写真にも写すことができる(筆者撮影)。