観察で気になる天気はどうなる?

極大を過ぎると活動は長くは続かず、流星の数は大きく減るとみられています。気になる天気は、12日(木)の夜は冬型の気圧配置で太平洋側を中心に晴れる所が多い見込みですが、13日(金)の夜は低気圧が本州付近で発生する可能性があり、全国的に雲が広がりやすく、太平洋側でも雨や雪の降る所がありそうです。

13日(金)午後9時の雨と雪の予想。低気圧が本州付近で発生するとみられ、やや広い範囲で雨や雪が予想されている。

このため12日(木)の夜の方が条件としては良い所が多いかもしれません。月明かりを手でさえぎるなどしながら楽しむと良いでしょう。

気象庁10日午前11時発表の全国の週間予報。13日(金)は低気圧の影響で太平洋側でも曇りマークが目立つ。

流星を楽しむためには、明るい家の中などから出たあと、暗闇に目が慣れるまで15分ほど待つと良いとされていますが、夜は冷え込む所が多くなりそうです。観察する際は寒さ対策を万全にしてください。