「キダルト」がおもちゃ市場の新たな主役 キダルト向けエリアも拡充
「キダルト」がおもちゃ市場の新たな“主役”になりつつあるといいます。実際、おもちゃ売り場にも大きな変化があるようです。10月にオープンしたばかりの『トイザらス ららぽーと門真店』を訪ねました。
(トイザらス・ららぽーと門真店 津名祐治副店長)「店の半分がキダルトと呼ばれるコーナーです」なんと、店舗の半分をキダルト向け商品エリアにしたのです。人気のおもちゃは…
(津名祐治副店長)「男性の方に特に人気なのが、ガンダムのプラモデル」
(山中アナ)「ガンプラですね。小学生のときに作りましたけど、いまプラモデルは子どもより大人なんですか」
(津名祐治副店長)「買われていくのは大人の方が多いですね」
商品を並べたそばから 購入する大人もいました!なんと49歳。
(今年、ガンプラを再開した49歳)「大人になっていろいろなやり方をYouTubeで拝見して、やってみたい、子どもの時に出来なかったことを今やっている」
この店舗を訪れる客の4割が「キダルト」だということで、魅力はその購買力です。
(津名祐治副店長)「ガンプラとかミニフィギュアは自分のために買うので、いっぱい買っていただける」
(山中アナ)「大人向け売り場を広げたら、売り上げは上がってますか?」
(津名祐治副店長)「おかげさまで」
日本玩具協会調査によると、15歳未満の人口が減少を続ける中で、おもちゃの市場規模は10年間で2割あまり増え、昨年度初めて1兆円を超えました。それをけん引しているのが「キダルト」です。
(トイジャーナル 藤井大祐編集長)「キダルトが盛り上がっている要因となっているのがコロナ。昔遊んでいたカードゲームやミニ四駆などで、遊ぶようになったというのがきっかけ」