ふるさと納税を“寄付の使い道”で選ぶ?

良原キャスター:
石川県では寄付件数が増えています。
1月に能登半島地震、9月に能登豪雨がありましたが、能登半島を支援したいということで、2024年の寄付件数は前年に比べると2.6倍に増えています。
例えば、
珠洲市
寄付金額1万5000円で「能登牛(すき焼き用)500g」
輪島市
寄付金額5万円で「輪島塗 汁椀(飛花沈金、黒内朱)」
こういったものがもらえるということです。

そして、ふるさと納税といえば寄付したお金の使い道を指定できますが、面白い使い道があるのでいくつか見てみます。
北海道幕別町では50年以上前にナウマンゾウの化石が発見されたそうなんですが、その化石発掘のプロジェクト事業への寄付をすることができたり、沖縄県国頭村ではサンゴの保護活動に寄付することができるそうです。
また、岡山県玉野市ではイメージキャラクター「ののちゃん」のリニューアルへの寄付もすることができるということです。
ホラン千秋キャスター:
それぞれのライフスタイルによって、実用的な商品券を選ぶ人もいれば、職人さんを応援したいという人もいて、税金の使い道を自分で指定できるというところもすごくいい取り組みなのかなと思います。
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<プロフィール>
萩谷麻衣子 さん
弁護士
結婚・遺産相続などの一般民事や、企業法務を数多く担当