12月に入り、夜はいっそう冷え込むようになってきましたが、晴れた日は星空が最も美しく輝く季節でもあります。

そんな夜空で8日(日)、珍しい天文現象が見られます。太陽系の惑星の一つ「土星」が「月」に隠される現象「土星食」が、全国広い範囲で観察できます(日本海側など一部の地域では月が土星のそばを通り過ぎてしまい隠されません)。

今回の土星食は高すぎず低すぎずちょうど見やすい高度で起きるのが特徴。

今回の土星食は条件が良いのが特徴です。土星食は昼間に起こることもありますが、今回は ①午後6時ごろという見やすい時間帯 ②すっかり暗くなった空 ③南の空で高さも40度くらいある ④月も半月くらいで極端にまぶしくはない という好条件がそろっています。