「津波が憎い」子どもたちに語る本音
初めのうちは「ふなだいく」という言葉の意味がいまいちピンと来ていなかった様子の児童たちでしたが、「この船を作っていたのが、橋浦さんなんだよ」と改めて紹介されると「船を作る大工さんなの?すごい!」と、尊敬のまなざしを向けていました。

児童:
「船はひとりで作るんですか?」
橋浦武さん:
「さくばの場合はひとりでも大丈夫」
児童:
「もっと大人数で作るのかと思った、橋浦さんすごい」

子どもたちから次々と質問が飛ぶなか、こんな本音をこぼす場面も。
児童:
「道具は何種類使っていますか?」
橋浦武さん:
「いっぱい使うよ。船づくりの独特の道具もある。でも、みんな津波で流されちゃった。憎いね、津波」