石破総理は29日の所信表明演説で、いわゆる「103万円の壁」の引き上げを明言すると見られています。街の声を取材しました。

(大学生)
「(アルバイトで)稼ぎ過ぎると親の扶養から外れるので大変。いつもは週5日くらいだが、来月は週2日から3日」
「月8万円から9万円を超えないように意識して働いている」
「(控除額が)170万円くらいになるかもと話しているじゃないですか。上がったら、うれしいはうれしい」

名古屋の大学生からは「壁」の引き上げを願う声が次々に。

年収103万円を超えると所得税が課税される、いわゆる「103万円の壁」。

今の制度では本人に所得税の納税義務が発生するとともに、扶養控除の対象からも外れ、扶養する人の負担も増えます。