鶴岡市では大規模地震の発生を想定した災害対策本部の設置訓練が行われ、市の職員が情報共有と対応方法を確認しました。

鶴岡市では2021年から専門家を招き、大規模地震が発生した時に市内の被害状況を把握し、対応について判断する災害対策本部の設置訓練を行なっています。

訓練は山形県沖を震源とする地震が発生し、鶴岡市では震度6強を観測したことを想定して行われ、災害対策本部のある市役所と鶴岡市内の5つの庁舎と消防が連携して対応にあたりました。

災害対策本部は大きく5つに分かれ、被災者の安否や道路状況、各省庁への連絡などを各班でまとめ、情報を共有します。

訓練は事前のシナリオを職員には伝えずに進められました。

市職員は対応に追われる中、たびたび余震に見舞われることも想定して訓練は進められます。

市職員「課長、温海庁舎から提供。津波が温海川を遡上し庁舎に迫ってきている」