不法係留の船がずらり “無法地帯”の蟹江川

あま市と蟹江町を流れる蟹江川は、不法係留の“無法地帯”になっています。看板には船を泊めることは禁止と書かれていますが、港のように約40隻の船が並んでいます。

(愛知県海部建設事務所・鳥居隆昭課長)
「この川は係留を許可していないので、不法係留です」

岸には、手作りの桟橋まで。こうした物を勝手に設置することも違法行為です。くいを打たれると護岸が弱くなったり、損傷したりするそうです。堤防沿いには住宅が建ち並び、洪水や津波が起きれば、流された船が二次災害を引き起こす恐れもあります。

(愛知県海部建設事務所・鳥居隆昭課長)
「(船が)堤防を越えて、家屋に影響を与えることは心配な点です」