医療・見守り・・・”地域の取り組み”必要に

国立社会保障・人口問題研究所は、「身寄りのない高齢者が増えることが考えられるため、医療や介護など地域での取り組みが重要だ」と指摘。

福岡県の担当者は、「ひとり暮らしの高齢者が孤立せず、安心して生活できるためには、地域における見守り活動が重要。各地域で見守りチームが編成されるよう支援していく」と話しています。

一人暮らしの高齢者率 九州では佐賀県のみ20%未満に

一方、佐賀県の一人暮らしの高齢者の割合は19.2%と推計されていて、九州7県では佐賀県だけが20%を下回りました。

佐賀県は、三世代同居の割合が九州で1位であることに加え、高校生の県内就職率が2018年の56.9%から2022年に65.8%まで全国1位の伸び率となるなど、県が力を入れていることが考えられます。