「FROM」の代表を務める3年生の福田睦晃さんです。

宮城県出身ですが、当時は山口県で暮らしていたため震災は経験していません。
自身が県外から県立大学に進学したこともあり、観光客など土地勘がない人にも寄り添う防災のあり方を模索しています。

(岩手県立大学3年 福田睦晃さん)
「本当に難しいところではあると思うんですが、そういう人たちにアプローチできるように、地域に愛されるような団体にしていければと思う」

団体のアドバイザーを務める県立大学・防災復興支援センターの杉安和也副センター長は、学生から防災を発信する意義を次のように話します。

(杉安和也副センター長)
「若い世代だからこそ思いつけるような別の視点を提供できる可能性がある人たち、それが今からの若い人たちなのではないかと期待している」

若者ならではの視点とエネルギーで、「FROM」は新たな災害の発生に備えます。