2025年の岩手の動きを振り返るシリーズ「いわてこの一年」。
最終回は様々なジャンルから印象的なニュースをお伝えします。

(式典風景)
「大賞は・・・カフネです!」

岩手県出身の作家として初の快挙です。
全国の書店員や出版関係者による投票で決まる文学賞・「本屋大賞」に花巻市出身の阿部暁子さんの小説「カフネ」が選ばれました。

(阿部暁子さん)
「私たち書き手が一生懸命にいいものを書き得たなら、これだけたくさんの方たちが応援してくれていることは希望です。いただいた大きな贈り物に報いられるように、これからいい物語をかける小説家になっていきたいと思います」

受賞を受けて、県内の書店でも・・・。

(記者リポート)
「本屋大賞の受賞から一夜明け、店の外、そして入り口の目の前、さらにはレジの横まで盛岡市の書店はカフネ一色です」
受賞を祝うポップが掲げられまさにお祝いムード。
取材中も本を購入する人の姿がありました。

(カフネを購入した人は)
「大賞になる前から、ノミネートの段階で地元の方だし興味があった。一気に読めるタイプの本だと聞いたので、土日に集中して一気に読みたい」














