◆「トランプの壁」も…来夏の参院選まで厳しい目


――人気のある政策に金を使うためには、どこかを削らなきゃできません。
(泉房穂氏)綺麗ごとではなくて、どこかにごめんなさいをして増やすことはセットですから議論すべき。少し経過措置をとるなら国債発行して一定期間内にきっちり数字合わせをするとか、その議論は必要だと思います。全国の自治体だって、お金をやりくりしながら子育て支援策とかに使っているわけだから、国ができないと私は思わないです。
そういう意味では「参議院の壁」も、見方を変えると参議院のチャンスなんです。参議院選挙があるっていうことは、各政党と安易な妥協もできない。選挙がある以上、国民の投票で変えられます。参議院選挙というのは1人区が多いので、野党というのは、嫌いだろうが好きであろうが、何とか一本化とのエネルギーが働きますから、私は来夏の参議院選挙は政治を変えるチャンスとも言えますね。
――このほか、日米外交「トランプの壁」などもあり、難しい政権運営が迫られる第2次石破内閣。国民からの厳しい目が注がれています。(MBS「よんチャンTV」2024年11月11日より)