フライパン1本でできる“ワンパンレシピ”が人気 「フライパン蒸し鍋」とは?

井上キャスター:
ここで一つデータをご紹介すると、「あったかグルメを食べたくなる最低気温」というものがあるそうです。

最低気温18度:おでん
最低気温15度:寄せ鍋
最低気温14度:クリームシチュー

このようなデータがあります。

産婦人科医 宋美玄さん:
確かにクリームシチューまではいりませんが、おでんが食べたい気温でした。この順番は、体感として合います。

井上キャスター:
ここから1週間の予想気温を仙台から福岡までみていくと、やはり最低気温18度はコンスタントに下回っています。

ホランキャスター:
12日(火)や13日(水)はちょうどお鍋ぐらいがよさそうですが、場所によってはクリームシチューを食べてもいいのかもしれません。

井上キャスター:
では、2024年の「おうち鍋トレンド」はどうなっているのでしょうか。つゆたっぷりのお鍋は、どうしても湿気が室内にこもりやすいので、暑くなってしまいます。

そこで2024年は、暑さの残る日でも手軽に鍋気分を味わえるということで、「フライパン蒸し鍋」がトレンドだということです。蒸し料理は最近ブームですし、それにプラスしてフライパン1本でできる“ワンパンレシピ”が人気になっています。

たとえば「旨辛キムチのフライパン蒸し鍋」です。そぎ落とした鶏むね肉に、キムチとお酒を加えて混ぜてください。

続いて、フライパンにじゃがいもを並べ、下に敷き詰めていきます。そのあとに水とキムチを入れ、蒸していきます。

汁気は少なめで、これがお鍋なのかといわれると、少し違うタイプかもしれませんが…。

ホランキャスター:
でも、ホクホクになったじゃがいもは汁気が多かろうが少なかろうがおいしいですよね。

産婦人科医 宋美玄さん:
私はインスタグラムなどでレシピばかり見ていますが、確かにフライパン1個でできるものは人気です。

井上キャスター:
もう一つ、「ごま油の豚バラもやしフライパン蒸し鍋」をご紹介します。フライパンにもやしを敷き詰めたあと、豚バラ肉をのせて蒸し、具材に火が通るまで煮詰めましょう。

あとはネギを多めに入れると色合いもいいですし、シャキシャキ感も出ます。最後に上からごま油を熱いうちに回して完成です。

ホランキャスター:
皆さんもぜひ、風邪などひかれないようにあたたかいものを食べて暖をとってください。

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<プロフィール>
宋美玄さん
産婦人科医 2児の母
女性の健康などのテーマを発信